近年、米国や日本を筆頭にスタートアップが世界的な盛り上がりを見せています。そして、スタートアップが対象とする産業もソフトウェア領域に限らず、IoT、ロボティクス、自動運転、航空宇宙を始めとしたハードウェア領域や、コンテンツやエンタメを対象とした知的財産領域など横断的に広がり、総合的な経営アプローチも求められています。
総合的なアプローチがより必要となる一方で、スタートアップ経営とデザインの間には、理論から実践まで多くの認識や理解のギャップが存在しています。
ソニーデザインコンサルティングとFinal Aimは、その課題に応じるべく、スタートアップの成長における、広義のクリエイティブやデザインがもたらす効果とその開発手法について共同研究を進め、「hdw4(How Design Works For)」をローンチし、共同研究の発信を開始しました。
本研究より、スタートアップ経営とデザインの間にある様々なギャップを埋め、デザインへの積極的な投資を生み、成功するスタートアップが更に増えるようエコシステム全体の健全な向上を目指します。
ソニーグループ株式会社のクリエイティブセンターを母体とする独立法人です。インハウスデザイン部門として、製品やサービスのデザイン、コンセプト開発、ブランドコミュニケーション、テクノロジーを活用した体験のデザイン、経営戦略の可視化、デザイン経営のための組織マネジメントなど、多様な価値創造を実践してきました。
ソニーデザインコンサルティングは、デザインを単なる意匠と捉えるだけではなく、ものづくりのコアを発想し、全体構造に築きあげる⼒だと考えています。Design Shift(TM)というコンセプトを通じて、新たな事業機会の創出のみならず、社会課題の解決、文化的価値創造への貢献を目指して事業を展開しています。
Final Aimは、デザインとテクノロジーの⼒で、ゼロイチに挑戦するスタートアップ/⼤企業の新規事業開発部門/⼤学発ベンチャーなどをグローバルに⽀援し、国籍/学歴/性別などに関わらず誰もがゼロイチに挑戦できる世界の実現をミッションに掲げています。
2019年12⽉の創業以来、私たちのゼロイチ支援は、⽇本からアメリカ、シンガポール、インドネシアそしてアフリカといった国で、そして自動運転、ロボティクス、デジタルマニュファクチャリング、ブロックチェーンを始めとした多種多様な産業に広がっております。